▼2000年代 〜『ドルルルアーガ』から多彩な外伝まで
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2000年
12月15日
『〜攻めCOM(こみ)ダンジョン〜 ドルルルアーガ』発売
『〜攻めCOM(こみ)ダンジョン〜 ドルルルアーガ』発売
『ドルアーガの塔』から100年後を舞台にしたというゲーム。ギルの子孫であるギルスと、カイの妹の子孫であるカリアが登場する。ゲーム製作は遠藤氏ではないが、古くからナムコで活躍し、『ファミスタ』シリーズの生みの親としても知られるKISSY氏が担当。
管理人は当時、ファミ通に掲載されたイラストやゲーム紹介文を見て「どこが『ドルアーガの塔』やねん!?」と大いに憤っていたのだが、逆に言えばこんな形ででも西暦2000年の世の中に『ドルアーガの塔』という単語が出てくる新作ゲームがナムコから登場してくれただけでもありがたい、と自分を納得させて気持ちを落ち着けることにした。
ゲーム自体はカードゲームと、チュンソフトの『不思議のダンジョン』シリーズ的な移動戦略がミックスされており、なかなかに面白い。ただ、金澤尚子氏によるイラストがアクが強く、加えてキャラクター像がありがちなものに落ち着いてしまっているため、『ドルアーガの塔』シリーズに加えるには抵抗がある、という人も多いと思う。ゲームの位置づけとしては『ドルアーガの塔』シリーズの正当な続編と言えるかどうかは微妙なところ(遠藤氏としては『ザ ブルークリスタルロッド』でBCSは完結しているため)で、「外伝」と考えれば自然なのかもしれない。
ゲームとしては間違いなくおもしろいので、一度遊んでみるといい。
管理人は当時、ファミ通に掲載されたイラストやゲーム紹介文を見て「どこが『ドルアーガの塔』やねん!?」と大いに憤っていたのだが、逆に言えばこんな形ででも西暦2000年の世の中に『ドルアーガの塔』という単語が出てくる新作ゲームがナムコから登場してくれただけでもありがたい、と自分を納得させて気持ちを落ち着けることにした。
ゲーム自体はカードゲームと、チュンソフトの『不思議のダンジョン』シリーズ的な移動戦略がミックスされており、なかなかに面白い。ただ、金澤尚子氏によるイラストがアクが強く、加えてキャラクター像がありがちなものに落ち着いてしまっているため、『ドルアーガの塔』シリーズに加えるには抵抗がある、という人も多いと思う。ゲームの位置づけとしては『ドルアーガの塔』シリーズの正当な続編と言えるかどうかは微妙なところ(遠藤氏としては『ザ ブルークリスタルロッド』でBCSは完結しているため)で、「外伝」と考えれば自然なのかもしれない。
ゲームとしては間違いなくおもしろいので、一度遊んでみるといい。
12月26日
WONDER EGG 3のパークラウンド型冒険アトラクション
『ワンダーアドベンチャー〜最後の伝説〜』開始
WONDER EGG 3のパークラウンド型冒険アトラクション
『ワンダーアドベンチャー〜最後の伝説〜』開始
もう残り数日で閉園というタイミングではじまった最後のアトラクションだが、じつは『ワンダーアドベンチャー』と仕組みはなんら変わりない。
ただ、最後に9つ目の試練が待っている。試練と言っても、はっきり言えばクジ引きのようなもので、引いたクジの内容により金貨、銀貨、それ以外の景品のいずれかが当たるようになっている(金貨と銀貨は本物らしい)。
ちなみに、“それ以外の景品”は役に立たないガラクタがほとんどで、もらって困るものと本気で思ってしまう点がポイントだそうだ。
なお、このイベント期間中かどうかは不明だが、ワンダーエッグ内のフラッグなどが『ドルアーガの塔』のロゴにあるクォックスのシルエットイラストがあしらわれたものになっている。それぞれの試練が隠された本革製のカーテン(?)にもシルエットが描かれているが、それがまたカッコいいのだ。
ただ、最後に9つ目の試練が待っている。試練と言っても、はっきり言えばクジ引きのようなもので、引いたクジの内容により金貨、銀貨、それ以外の景品のいずれかが当たるようになっている(金貨と銀貨は本物らしい)。
ちなみに、“それ以外の景品”は役に立たないガラクタがほとんどで、もらって困るものと本気で思ってしまう点がポイントだそうだ。
なお、このイベント期間中かどうかは不明だが、ワンダーエッグ内のフラッグなどが『ドルアーガの塔』のロゴにあるクォックスのシルエットイラストがあしらわれたものになっている。それぞれの試練が隠された本革製のカーテン(?)にもシルエットが描かれているが、それがまたカッコいいのだ。
12月
子供向けシングルメダルゲーム
『すごろくアドベンチャー ドルアーガの塔』発売
子供向けシングルメダルゲーム
『すごろくアドベンチャー ドルアーガの塔』発売
メダルゲームは意外にも大手メーカーのほとんどが手を出している分野で、ナムコも例にもれず大型マシンや『ワニワニパニック』などのメダルゲームを発表している。これはそのなかでも、子供をターゲットにしたメダルゲームだ。
内容は読んで字のごとく、すごろく形式で進む。特徴的なのが、BET枚数によってキャラクターの人数が変わる点。1枚ならギルひとりだが、2枚でカイが加わり、その後は3枚でなぜかワルキューレ、4枚でなぜかサンドラ、5枚でな(略)コアクマンが加わる。いわゆるファンタジー系キャラだから、だとは思うが、ある意味で夢の共演が実現しているわけだ。
最後にはドルアーガが待ちかまえており、ドルアーガを倒せばメダル99枚獲得できる(枚数の少なさは子供向けだからだろう)。ナムコランドなどの低年齢層向けアミューズメントスペースにはありそうなので、探してみるといい。
内容は読んで字のごとく、すごろく形式で進む。特徴的なのが、BET枚数によってキャラクターの人数が変わる点。1枚ならギルひとりだが、2枚でカイが加わり、その後は3枚でなぜかワルキューレ、4枚でなぜかサンドラ、5枚でな(略)コアクマンが加わる。いわゆるファンタジー系キャラだから、だとは思うが、ある意味で夢の共演が実現しているわけだ。
最後にはドルアーガが待ちかまえており、ドルアーガを倒せばメダル99枚獲得できる(枚数の少なさは子供向けだからだろう)。ナムコランドなどの低年齢層向けアミューズメントスペースにはありそうなので、探してみるといい。
2001年
9月5日
ULTRA2000シリーズWindows版『ドルアーガの塔』発売
ULTRA2000シリーズWindows版『ドルアーガの塔』発売
なつかしのアーケードゲームの移植を積極的に行なっているメディアカイトから、誰もが21世紀に発売されるとは思わなかった、まさかの『ドルアーガの塔』ウィンドウズ版。
メディアカイトは「SUPER1500シリーズ」および「ULTRA2000シリーズ」などで、ナムコやタイトー、セガを中心にゲーム機からのゲーム移植をつづけているメーカー。いまはもうないが、かつて同社のサイトにはこのシリーズでの「移植希望掲示板」が設置されており、そこのアツさは一部で有名だった。
内容は、以前ナムコが発売した『ナムコヒストリーVol.2』に収録されているものとくらべると、格段に良くなっている。ウィンドウもフルスクリーンも大きさが大小ふたつから選べるし、処理落ちもほとんどなくストレスはまったく感じない。さらに、ヘルプに簡単な攻略法(すべての宝箱の出し方つき!)が収録されていたり、さすがだてにオールドゲームをいくつも移植してはいないな、というカンジだ(ちなみに管理人は同社の『エレベーターアクション』にもかなり燃えていた)。
あと、オマケ的だがインストール画面に『ドルアーガの塔』の巨大なロゴグラフィックが入っていたり、音楽と効果音が全部.wavデータで収録されているのも、マニアにはうれしい(サウンドテストを再現するため、音楽は未使用曲まで収録されている)。
ともかく、おそらく一番クオリティの高い移植作だろう。今、『ドルアーガの塔』を知りたいのなら、購入をオススメする。
メディアカイトは「SUPER1500シリーズ」および「ULTRA2000シリーズ」などで、ナムコやタイトー、セガを中心にゲーム機からのゲーム移植をつづけているメーカー。いまはもうないが、かつて同社のサイトにはこのシリーズでの「移植希望掲示板」が設置されており、そこのアツさは一部で有名だった。
内容は、以前ナムコが発売した『ナムコヒストリーVol.2』に収録されているものとくらべると、格段に良くなっている。ウィンドウもフルスクリーンも大きさが大小ふたつから選べるし、処理落ちもほとんどなくストレスはまったく感じない。さらに、ヘルプに簡単な攻略法(すべての宝箱の出し方つき!)が収録されていたり、さすがだてにオールドゲームをいくつも移植してはいないな、というカンジだ(ちなみに管理人は同社の『エレベーターアクション』にもかなり燃えていた)。
あと、オマケ的だがインストール画面に『ドルアーガの塔』の巨大なロゴグラフィックが入っていたり、音楽と効果音が全部.wavデータで収録されているのも、マニアにはうれしい(サウンドテストを再現するため、音楽は未使用曲まで収録されている)。
ともかく、おそらく一番クオリティの高い移植作だろう。今、『ドルアーガの塔』を知りたいのなら、購入をオススメする。
12月7日
ULTRA2000シリーズWindows版『イシターの復活』発売
ULTRA2000シリーズWindows版『イシターの復活』発売
Windows版『ドルアーガの塔』から間髪入れず発表された続編。Windowsでは初の『イシター』となる。ただし、BGMが同シリーズの『ドルアーガの塔』のような高音質ではないため、やや迫力不足かもしれない。
また、管理人はまだ遊んでいないため不明だが、おそらくアーケード版と同じパスワードが使用できると思う。ゲームセンターでクリアできなかった方は、積年の思いを晴らしてみるのもいいだろう。
なお、時期は不明だが、メディアカイトからはULTRA2000シリーズの『ドルアーガの塔』と『イシターの復活』をセットにした『Wセレクション13 ドルアーガの塔・イシターの復活』も発売された(定価3,000円)
また、管理人はまだ遊んでいないため不明だが、おそらくアーケード版と同じパスワードが使用できると思う。ゲームセンターでクリアできなかった方は、積年の思いを晴らしてみるのもいいだろう。
なお、時期は不明だが、メディアカイトからはULTRA2000シリーズの『ドルアーガの塔』と『イシターの復活』をセットにした『Wセレクション13 ドルアーガの塔・イシターの復活』も発売された(定価3,000円)
2002年
10月31日
ワンダースワン用ソフト『ナムコスーパーウォーズ』バンダイより発売
ワンダースワン用ソフト『ナムコスーパーウォーズ』バンダイより発売
ナムコ監修、ナムコキャラクターが続々と登場するシミュレーションRPG『ナムコスーパーウォーズ』。ナムコはあくまで“監修”という立場で、開発も販売もバンダイが担当している。
このゲームにはナムコの代表的なキャラクターが数多く登場するのだが、なかでも早い段階から発表されていた代表的キャラが、言わずと知れたワルキューレ、『ドラゴンヴァラー』のクロヴィス、『ドラゴンスピリット』のアムル、そしてギルとカイだ。ギルもカイもユニットとしては強力なようで、ゲームでは中核を占めるキャラクターのようだが、残念ながらまだ未プレイなので深いことは何も言えない。
ちなみに当時はZDNetに特設ページがあり、そこで壁紙がダウンロードできた。
このゲームにはナムコの代表的なキャラクターが数多く登場するのだが、なかでも早い段階から発表されていた代表的キャラが、言わずと知れたワルキューレ、『ドラゴンヴァラー』のクロヴィス、『ドラゴンスピリット』のアムル、そしてギルとカイだ。ギルもカイもユニットとしては強力なようで、ゲームでは中核を占めるキャラクターのようだが、残念ながらまだ未プレイなので深いことは何も言えない。
ちなみに当時はZDNetに特設ページがあり、そこで壁紙がダウンロードできた。
11月1日
J-SKY専用アプリケーション
ナムコアプリキャロットJ版『ドルアーガの塔』配信開始
J-SKY専用アプリケーション
ナムコアプリキャロットJ版『ドルアーガの塔』配信開始
時代が流れ、『ドルアーガの塔』が今度は携帯電話に移植された。Java搭載によりゲームが遊べるようになったJスカイへの(一応)完全移植である。
Jスカイ版では、「攻略ウィンドウ」を開いて各階の宝箱の出し方を参照することが可能。また、初心者向けに最初から宝箱が出現している「EASYモード」もある。
後者は純粋にアクションゲームとしての『ドルアーガの塔』が楽しめそうだが、携帯電話の操作デバイスでどこまでアクションが楽しめるのかは不明。なんか5階あたりで気が狂いそうだが……。
Jスカイ版では、「攻略ウィンドウ」を開いて各階の宝箱の出し方を参照することが可能。また、初心者向けに最初から宝箱が出現している「EASYモード」もある。
後者は純粋にアクションゲームとしての『ドルアーガの塔』が楽しめそうだが、携帯電話の操作デバイスでどこまでアクションが楽しめるのかは不明。なんか5階あたりで気が狂いそうだが……。
2003年
2月21日
iモード専用アプリケーション
iアプリ版『ドルアーガの塔』『ドルアーガの塔mini』配信開始
iモード専用アプリケーション
iアプリ版『ドルアーガの塔』『ドルアーガの塔mini』配信開始
昨年にはJスカイ版『ドルアーガの塔』が出ていたこともあり、やっと出たかとも言えるiモード版。ただし、じつは2種類存在し、504i専用の『ドルアーガの塔』と503i向けの『ドルアーガの塔mini』とがあるのだ。
504i専用の『ドルアーガの塔』は、Jスカイ版と同じく完全移植で、「攻略ウィンドウ」や「EASYモード」も同じ。それに対し、503i向け『ドルアーガの塔mini』は全16階構成に短縮されており、宝箱の出し方や敵の数も504i版とは異なる。とはいえ、携帯電話で遊ぶのなら後者のほうが遊びやすいことだろう。
とりあえず管理人は503iユーザーなので、さっそく遊んでみた。
しかし、管理人の携帯はジョグダイヤル仕様のSO503i。これは上下移動がジョグダイヤル、剣を出すのがジョグダイヤル押し込みになるため、「上下方向に剣を出しながら移動」というのがものすごく苦行だった(1マスぶんが精一杯)。
……と思いきや、じつはテンキー部分でもギルの操作が可能とのこと。これを知ると知らないとでは苦労の度合いが大きく違うので注意。
504i専用の『ドルアーガの塔』は、Jスカイ版と同じく完全移植で、「攻略ウィンドウ」や「EASYモード」も同じ。それに対し、503i向け『ドルアーガの塔mini』は全16階構成に短縮されており、宝箱の出し方や敵の数も504i版とは異なる。とはいえ、携帯電話で遊ぶのなら後者のほうが遊びやすいことだろう。
とりあえず管理人は503iユーザーなので、さっそく遊んでみた。
しかし、管理人の携帯はジョグダイヤル仕様のSO503i。これは上下移動がジョグダイヤル、剣を出すのがジョグダイヤル押し込みになるため、「上下方向に剣を出しながら移動」というのがものすごく苦行だった(1マスぶんが精一杯)。
……と思いきや、じつはテンキー部分でもギルの操作が可能とのこと。これを知ると知らないとでは苦労の度合いが大きく違うので注意。
9月18日
ソニー製パソコン「VAIO」専用アプリケーション
ナムコチャンネル for VAIO Game Center版『ドルアーガの塔』『イシターの復活』配信開始
ソニー製パソコン「VAIO」専用アプリケーション
ナムコチャンネル for VAIO Game Center版『ドルアーガの塔』『イシターの復活』配信開始
VAIO専用のゲームのダウンロード販売サービス「VAIO Game Center」(2005年4月12日に「VAIOソフトウェアコレクション“GAME CORNER”」に改称)に、ナムコが「ナムコチャンネル for VAIO Game Center」として参入(2005年6月23日に「ナムコチャンネル for VAIO」に改称)。その第1弾として発表された8タイトルの中に、『ドルアーガの塔』と『イシターの復活』が選ばれた。
ダウンロード販売ということで、料金は遊べる期間の長さに応じて変わる。具体的には、両タイトルともに1週間200円(のちに廃止)、2週間400円(のちに廃止)、1ヶ月(のちに30日間に変更)500円となっている(ただしダウンロード→最初の1回のプレイまでは料金が発生しない)。また、2005年12月22日に新コース「期間制限なし 1,500円」が追加された。
とはいえ、「VAIO Game Center」が利用できる環境が「Windows XPがプリインストールされたVAIO」に限定されているため、このゲームで遊ぶには前もって高い投資が必要と言えよう(もちろんゲームのためだけにVAIOを買う豪毅な人はそういないだろうけど…)。
移植の出来に関しては、コピーライト表記に2001年が入っていることから、メディアカイト版をそのまま使用しているものと思われる。
なお、このサービスは残念ながら2007年6月28日をもって終了となった。
ダウンロード販売ということで、料金は遊べる期間の長さに応じて変わる。具体的には、両タイトルともに1週間200円(のちに廃止)、2週間400円(のちに廃止)、1ヶ月(のちに30日間に変更)500円となっている(ただしダウンロード→最初の1回のプレイまでは料金が発生しない)。また、2005年12月22日に新コース「期間制限なし 1,500円」が追加された。
とはいえ、「VAIO Game Center」が利用できる環境が「Windows XPがプリインストールされたVAIO」に限定されているため、このゲームで遊ぶには前もって高い投資が必要と言えよう(もちろんゲームのためだけにVAIOを買う豪毅な人はそういないだろうけど…)。
移植の出来に関しては、コピーライト表記に2001年が入っていることから、メディアカイト版をそのまま使用しているものと思われる。
なお、このサービスは残念ながら2007年6月28日をもって終了となった。
12月5日
ナムコのゲームキューブ用ソフト『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』予約特典に
ゲームキューブ版『ドルアーガの塔』付属
ナムコのゲームキューブ用ソフト『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』予約特典に
ゲームキューブ版『ドルアーガの塔』付属
『クロノトリガー』『ゼノギアス』などのシナリオを担当した加藤正人氏がシナリオを手がけた、モノリスソフトのRPG『バテン・カイトス』。その中に『ドルアーガの塔』を模したダンジョンがあるということで、なぜか予約特典にGC版の『ドルアーガの塔』が付属することとなった。
そもそもナムコの看板RPG『テイルズ オブ〜』シリーズにおいても、第2作『テイルズ オブ デスティニー』に『ドルアーガの塔』へのオマージュが見られる。もう一枚の看板『ゼノサーガ』シリーズではそういったものはなかったが、代わりに同社の別作品でそのオマージュが見られたわけである。
ただし、移植されたのはなぜかファミコン版。ゲームキューブは同じ任天堂ハードだし、アーケード版の移植はすでにPS版『ナムコミュージアムVol.3』で済ませているから、あえてFC版の移植にしたのかもしれないが…。
そもそもナムコの看板RPG『テイルズ オブ〜』シリーズにおいても、第2作『テイルズ オブ デスティニー』に『ドルアーガの塔』へのオマージュが見られる。もう一枚の看板『ゼノサーガ』シリーズではそういったものはなかったが、代わりに同社の別作品でそのオマージュが見られたわけである。
ただし、移植されたのはなぜかファミコン版。ゲームキューブは同じ任天堂ハードだし、アーケード版の移植はすでにPS版『ナムコミュージアムVol.3』で済ませているから、あえてFC版の移植にしたのかもしれないが…。
2004年
7月29日
プレイステーション2用ゲーム
『ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 〜不思議のダンジョン〜』アリカより発売
プレイステーション2用ゲーム
『ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 〜不思議のダンジョン〜』アリカより発売
アーケード版『ドルアーガの塔』発売から20年。その節目となる年、節目となる月に、プレイステーション2にて発売されたドルアーガ関連作品。しかもゲームは“ダンジョン型RPG”という世のゲーム通を唸らせるシステムを独自に進化させてきたチュンソフトの『不思議のダンジョン』シリーズの一作品として、チュンソフトが監修。シナリオにはFC版『ドルアーガの塔』のテストプレイなどにも参加し、BCSとは深い関わりを持っていた手塚一郎、イラストは岡崎武士、開発はアリカという豪華な顔ぶれが結集した作品だ。
だが正直なところ、ユーザーからの評価はあまり芳しくない。管理人は買ったもののほとんどプレイしていないので何とも言えないが、『ドルアーガの塔』と不思議のダンジョン、双方の美味しいとこ取りとは行かなかったようだ。
だが正直なところ、ユーザーからの評価はあまり芳しくない。管理人は買ったもののほとんどプレイしていないので何とも言えないが、『ドルアーガの塔』と不思議のダンジョン、双方の美味しいとこ取りとは行かなかったようだ。
9月2日
第42回アミューズメントマシンショーに
アーケード用ゲーム『ザ・バトル・オブ・ドルアーガ』出展
第42回アミューズメントマシンショーに
アーケード用ゲーム『ザ・バトル・オブ・ドルアーガ』出展
『イシターの復活』から18年、突如アーケードに現れた『ドルアーガの塔』新作。
内容はタッチパネルでギルまたはワルキューレ(!)を操作し、画面内にある邪神像を破壊するというもの。ただ参考出展で「開発度1%」と併記されており、まだまだどんなゲームになるのか、そもそも果たして本当に『ドルアーガ』の名を冠してアーケード用ゲームとして発売されるのか、など謎が多すぎた。
翌年、『ドルアーガオンライン』としていよいよ本格的にその姿を現すこととなるのだが、この時点では『ザ・バトル・オブ・ドルアーガ』というゲームは、海のものとも山のものともつかなかったわけだ。
ちなみに、この時なぜかノベルティとして「手ぬぐい」と「煎餅」が配布された。なぜ和風のグッズだったのか、こちらも謎である。
内容はタッチパネルでギルまたはワルキューレ(!)を操作し、画面内にある邪神像を破壊するというもの。ただ参考出展で「開発度1%」と併記されており、まだまだどんなゲームになるのか、そもそも果たして本当に『ドルアーガ』の名を冠してアーケード用ゲームとして発売されるのか、など謎が多すぎた。
翌年、『ドルアーガオンライン』としていよいよ本格的にその姿を現すこととなるのだが、この時点では『ザ・バトル・オブ・ドルアーガ』というゲームは、海のものとも山のものともつかなかったわけだ。
ちなみに、この時なぜかノベルティとして「手ぬぐい」と「煎餅」が配布された。なぜ和風のグッズだったのか、こちらも謎である。
Chronicle Menu
▼1980年代 〜『ドルアーガの塔』から『カイの冒険』まで
▼1990年代 〜花博アトラクションから近代ハードへの移植まで
▼2000年代(後半) 〜ネットワーク時代から新たなる広がりへ
▼2010年代 〜新たなるリスペクトへ
▼1990年代 〜花博アトラクションから近代ハードへの移植まで
▼2000年代(後半) 〜ネットワーク時代から新たなる広がりへ
▼2010年代 〜新たなるリスペクトへ