−コラボレーション編−
80年代に『ドルアーガの塔』『イシターの復活』に魅せられた子供たちが、大人になって作り手にまわった。彼らは幼き日の憧憬を胸に、現在にBCSを甦らせようとしたのだろうか――

●バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海
 ナムコより2003年12月5日に発売されたGC用ソフト(開発はモノリスソフト/トライエース)。6,800円(税抜)。
 ゲーム中に「ドルアーガの塔」をモチーフとしたダンジョンが登場。また、ゲームの予約特典としてGC版『ドルアーガの塔』(FC版の移植作)がついてくることで話題となった。

●ソウルキャリバーII
 ナムコより2003年3月27日に同時発売されたPS2・GC・XBOX用ソフト。6,800円(税抜)。
 もとはアーケードで稼働していた対戦格闘ゲームだが、家庭用へ移植されるにあたり、カサンドラの衣装のひとつにカイのものが加わった(武器がブルークリスタルロッドに、盾がブルーシールドに、それぞれ変化)。

●ソウルキャリバーIII
 ナムコより2005年11月23日に発売されたPS2用ソフト。6,800円(税抜)。
 モードのひとつに「キャラクタークリエーション」というものがあり、そこでオリジナルのキャラクターを作成できる。作成に当たって、キャラクターのパーツを組み合わせるのだが、条件を満たすとギルが身につけている黄金の鎧をはじめとしたおなじみの装備のパーツが手に入る。

●ミスタードリラー ドリルランド
 ナムコより2002年12月20日に発売されたGC用ソフト。6,800円(税抜)。
 アクションゲーム『ミスタードリラー』シリーズの家庭用オリジナルソフト。モードのひとつに「THE HOLE OF DRUAGA ドルアーガの穴」というものがあり(他作品の「ドリストーンモード」に該当)、クオックスを倒し、カギを手に入れ、ドルアーガの門を開いて対決するという流れ。マップやカギや門の位置などはランダムで毎回異なる。
 ちなみにこのモードでは、プレイヤーキャラ(ホリススム)がギルのような黄金の甲冑に身を包む。

●TVアニメーション「ゆめりあ」
 ナムコの同名ゲームをもとにした、2004年1月8日よりBS-iにて放映されたアニメーション。
 登場キャラクターの「ねねこ」がギルの、「モネ」がカイの格好をしていたことがあった。ちなみにナムコの携帯電話用着メロ&待受画像サイト『メロキャラ』にて、その待受画像がダウンロードできた(現在は終了)。