ドルアーガの迷宮
THE LABYRINTH OF DRUAGA
STORY(IN ENGLISH)
IN ANOTHER TIME
 IN ANOTHER WORLD...

AFTER ESCAPING FROM
 THE TOWER OF DRUAGA,
  GIL AND KI RETURNED
   THE ROD TO THE HEAVENS.

GIL BECAME KING
 AND ISHTAR'S MEDIUM KI
  BECAME PRINCESS.

THEY RULED THE
 BABYLIM KINGDOM
  PEACEFULLY.

ONE HALF YEAR PASSED.

PROGRESS CONTINUED
 ON THE RECONSTRUCTION
  OF THE RUINED
   TOWER OF DRUAGA.

A WORKER FOUND A TOMBSTONE
 MARKED "R.I.P.".

REMOVING THE STONE,
 HE FOUND STAIRS LEADING
  TO UNDERWORLD CHAMBERS:
   FILLED WITH
    ROAMING DEMONS.

AT THIS SAME TIME,
 A HOODED MAN APPEARED
  IN FRONT OF KI.

SHE WAS TAKEN AWAY.

GIL RESOLVES TO DONS
 THE GOLDEN ARMOR ONCE MORE.

VENTURING INTO
 THE UNDERWORLD,
  HE IS DETERMINED
   TO RESCUE KI.
STORY(IN JAPANESE)
今とは別の時間、別の世界のお話です。

ドルアーガの塔より脱出したギルとカイは、ロッドを無事に天界へ返還したのちに、ギルは王となり、イシターの巫女であるカイは王妃となり、2人で平和の名のもとにバビリム王国をおさめていました。

それから半年の月日が経ち、主を失い崩れたドルアーガの塔の残骸を撤去する作業が進んでいました。そこである作業員が「R.I.P」と書かれた石碑を見つけます。その石碑を撤去すると、地下へと続く階段が現れました。階段を下りてみると、そこにはまだ多くの魔物が徘徊していたのです。

時同じく、カイの目の前にフードを被った男が現れてカイを連れ去ってしまいます。

それらの報告を受けたギルは、カイを救う為に再び黄金の鎧を身にまとい、地下へ下りる決心をするのでした。
FEATURE
 『ドルアーガの塔』の「正統続編」を謳うアクションゲーム。
 正統続編と言うとおり、ゲームシステムに関してはほぼ『ドルアーガの塔』からそのまま変わっていない。
 違いとしては、今回の舞台が地下迷宮であるためか、以前のようにフロアが長方形になっておらず、複雑な形をしている点(ちなみにフロアの呼称も「B1」などとなっている)。また、所持中のアイテムは別ウィンドウで参照できたり、任意にミスできるなど、細々した点も考えられている。
 さらに、ゲームそのものが「救出編」と「脱出編」とに分かれており、「救出編」はカイを助けるため地下60階を目指す内容。「脱出編」は、カイ救出後に地上を目指す内容と思われるが、プレイには「救出編」をクリアする必要がある。

 一番の特徴が、「ゲーセン・ノート」の存在だろう。
 これは、オリジナルの『ドルアーガの塔』当時によくあった、ゲームセンターのコミュニケーションノートを模したもので、各階ごとにページが用意されているものの、最初のうちは何も情報が書かれていない。
 そして、各階の宝箱の出し方を確定させた先着3人が、そこに名前を残すことができる。それが3人に達することで、晴れてその階の宝箱の出し方が全体に公開される仕組みだ。
 宝箱の出し方を確定させるには、宝箱を取ってフロアをクリアした後、「解答モード」に挑戦する必要がある。ここで宝箱を出すことができると、出し方を確定したとみなされるのだ(「解答モード」ではミスしても残機が減らない)。

 また、今回の目玉のひとつとして、作曲にはオリジナルの『ドルアーガの塔』も手がけた、小沢純子氏を起用している。
 スタートミュージックからして、当時を想起させる音色のオリジナル曲(しかもステレオサウンド)となっており、今のところゲームオーバー曲ぐらいしかオリジナルと同じ曲は流れていない。これは当時のファンには嬉しいことだろう。

 特になにか目新しいことをするでもなく、オリジナルの『ドルアーガの塔』をそのままバージョンアップさせたような内容は、かつてプレイステーション版『ナムコミュージアムVOL.3』に収録された、「裏ドルアーガ」「闇ドルアーガ」を想起させるかもしれない。
 この新しくも古い『ドルアーガ』、その全貌が明らかになるのはいつの日だろうか…
RELEASE
2011.1.12. for FEATURE PHONE APPRICATION